スピリチュアル色は薄めです。 普通の人間関係にも当てはまるような形で書いています。

成長することの難しさ

こんにちは。

 

先日、会社に行く前に記事を書いて、下書きフォルダに入れたつもりだったんですが、入ってなかったです(>_<)

とりあえず、覚えてることを書きます。

 

存在を持つということは、同時に自分を守る働き(物質化、右回り)を持つということですね。

一方で、それを超えていこうとする進化の働き(精神化、左回り)も持ちますが。

 

どんなに高級な神霊でも、存在を持つ以上は、自分を守る働きを持つのだと思います。

 

もちろん、普通の人間よりも、はるかに周りのために働けるような力を持ってると思いますが、時として、その力を(進化の流れに逆らって)自分のために使うことがあるのかもしれません。

 

それくらい、利他の心を持ち、自己否定して、周りの人のために働くことは難しいとも言えます。

 

深層心理学者、ユングの晩年の著作で『ヨブへの答え』という本があります。

 

旧約聖書の『ヨブ記』の中で、敬虔な信仰者のヨブは、神からイジメとも思えるような厳しい仕打ちを受けますが、ひたすら耐え続けて、ついに神を超えるような精神性を獲得します。

深層心理学の立場から見れば、それは心理的な葛藤を克服し、個性化(自己実現)を果たしていくプロセスになりますが、ユングはその過程を『ヨブ記』に見ました)

 

 神さまと言えども、自分の目的を立てにくることがあるし、別の見方をすれば、高いレベルの神さまの意思も、それを受け取るだけの器が無ければ、ご利益信仰の神さまに成り下がってしまう、あるいは自分にとって、「都合の良い神さま」に引き下げてしまう・・・ということです。

 

少し難しいですかね・・・?

 

ツインソウルの話から外れてしまったように思うかもしれませんが、もし本当にツインソウルの7つの段階があるなら、最終段階の「結合」に至るには、こうした話も大事になってきます。

 

ただ、個人的には、7つの段階は神との合一へ至る比ゆ的表現だと思ってますが・・・

ある意味、現代の錬金術と言えるかもしれません。

(ユングの著作、『結合の神秘』は、錬金術における「結合」が重要なテーマになっています)

 

みんなそれぞれの生活の中で、この人生で学ぶべきこと、果たすべきカルマを抱えながら、一生懸命、生きています。

 

大変な思いをしながら、一つ一つ課題をクリアし(同時に心理的な対立の統合を果たし)、そのたびに小さな自分の殻を破って、成長していきます。

 

時間はかかるかもしれないけど、目の前のことに真摯に取り組んでいけば、必ず「大いなるもの」を感じる瞬間があるはずです。

苦労してる人ほど、学びは大きく、深く悟る機会を与えられてるとも言えます。

 

頑張りましょう。