与える
こんにちは。
昨日はブルームーンでしたね。
ブルームーンを見ると幸福になると言われてるみたいですが、みなさんは見ることができましたか?
画像はブルームーンの一日前に撮った月です。
夜桜と一緒に撮りました。
さて・・・
あまり興味ないかもですが、今日は経済の話を少し。
安倍政権の経済政策として、アベノミクスが進められてますね。
その成果として、株価が上がって、企業収益や雇用も増えました。
個人的には金融緩和政策や財政出動は正しいと思います。
けど一方で、市民に増税を課して緊縮も進めると・・・
アクセルとブレーキを同時に利かせて、中途半端な状態です。
政府としては企業の利益を優先したいから、そういうことになってるわけですが、おかげで市民にお金が回ってきません・・・
また、働き方改革で、一部専門職の労働時間規制の撤廃や、高齢者や女性の社会進出を促すような話も聞こえてきますが、肝心の労働環境が整っていない状況です。
働きたくても働けない労働環境、いくら働いても税金に持っていかれ、社会保障費も削られて将来に不安が残るようだと、働く意欲も起きないし、稼いでも消費に回さないですよね。
社会保障費については、消費税を8%に上げる時に「全額、社会保障費に回す」と言ってたはずが、実際は借金の返済にあてられてる状態・・・
一方で企業は減税し、市民への負担が増えました。
来年、消費税10%に上がったらどうなるか・・・誰が見ても分かりますよね。
少子高齢化の中、増大する社会保障費の財源をどうするんだと言われそうですが、政府と日銀(中央銀行)の関係から、資金に困ることは無いはずです。
報道では国の借金について言われますが、実際は日銀から国にお金が入ってきますので、財源に困ることは無いというわけです。
この辺は政府と中央銀行の関係の説明が必要になってくるので省きます。
政府がお金の使い道をよく考えれば、もっと労働力は上がるはず。
これからは「与える政治」が必要になってくると思います。
市民から搾り取るのでは無く、環境を整えて積極的に与えることで、人は喜んで働くようになります。
それはそうですよね。
人は苦しいことはやりたがらないけど、楽しいことは進んでやりたいと思いますから。
何度か書いてますが、何が本当に大切か良く考えて、順序を間違えないこと・・・が大事かと。