スピリチュアル色は薄めです。 普通の人間関係にも当てはまるような形で書いています。

自分さえ良ければ・・・?

こんにちは。

 

梅雨空が続いていますが、いかがお過ごしですか?

湿度が高くて、何となく鬱陶しい時期ですよね。

上手に気分転換して、心は晴れやかに過ごせたら良いですね。

 

さて。

今の日本・・・だけでなく、世界中が同じような傾向ですが、自己保存の力が大きく働いているように見えますね。

 

グローバル化に対する自国第一主義保護主義はその流れにあると思います。

詳細は割愛しますが、経済のグローバル化による格差の広がりが、自国第一主義保護主義台頭の背景にあるように見えます。

 

人間だって生き物だから、自己保存の本能がありますね。

生活が苦しくなれば、自分や身近な人の生活を守るため、考えが内向きになるのは当然のことです。

 

政府が自由主義経済をかかげてグローバル化を進めれば進めるほど、格差が開いて庶民の生活は苦しくなるから、国民の意識は自分を守ろうとする方向に向いていく。

何とも皮肉なものです。

 

結局はバランスの問題になってくるのですが、今はその過渡期なのでしょうね。

これまでのやり方ではうまくいかなかくなって、行き詰まってきた。

行き詰まった時は、今までのやり方を見直す時です。

 

けど、今は一部の権力者の力が強く、国家の主権さえも抑え込んでる部分があるので、流れが変わるには、もう少し時間がかかるかもしれません。

 

いずれにしても、人間は「思い」で動く部分があるから、「周りが自分のことだけ考えて動くなら、自分も同じように自分のことだけ考えて、自分の利益を優先して動く」という考えになっていきます。

 

自分は良くて、悪いのは周りの人間、というふうになっていく。

 

ただ、この世の営みのすべては、神さまの働きの現われでもあります。

だから、自分は正しくて周りが悪いと思うのは、神さまが悪いと言ってるのと同じことになってしまいます。

 

そこから、カルマの悪循環にはまっていく可能性があります。

 

スピリチュアルな視点を持つ人は、その点はよく理解していると思いますが。

霊的進化の流れに逆行してると感じたら、周りを責めるのではなく、どうしたら自分や周りの人間が霊的進化の道を進むことができるのか。

 

すぐに変わらなくても、そうした「思い」を持つことは大事だと思います。

 

今はスピリチュアルな職業に就いている人ですら、自分を第一に考える傾向がありますから・・・

自分たちは世俗的なこととは無縁だから、世界で起きてるような争いごとなんて、知ったことではない。

勝手にやってればいい。

そんなふうに思う人もいるみたいです。

 

それが自分本位な考え方で、神さまの意思に反しているのは明らかですが、一度できた考えや固定観念を無くすのは難しいことです。

 

日頃から、心の掃除や洗濯を心掛けたいものですね。